楽しくない勉強をなんでしなきゃいけないの?
お子さんに一度はこう聞かれたことがある親御さんや指導者の方は多いのではないでしょうか?
そんなとき、どのような返答をしていますか?
「将来、役に立つから(選択肢を増やす)」
「皆がやっているから」
「社会で生きていくために必要だから」
大体の返答がこのトップ3ではないでしょうか?
これらの回答が間違っているわけではありません。
むしろ正論そのもので正しいことだと思います。
事実、私も実子や会員の子どもに答えるときは、
「将来、大人になったら、やりたくなくても嫌なことをやらなくちゃいけないことがあるからその訓練みたいなものだよ」
と答えていました。
ただ、これって子どもにとってはあまり響かないですし、先のことすぎて理解できないと思うんですよね。
子どもの頃は、目先の楽しいことが何よりの優先でしたから。
そんなとき、とある新聞記事で岩田勝紀さんによる回答で素敵な回答がありましたので紹介させていただきます。
「日本では150年以上前から今のような勉強を学校でやっていて、しかも君がしている勉強と似たようなことを世界中の子どもたちも勉強している。もし、勉強に意味がないとしたら、とっくに勉強は絶滅しているはずだよね。意味があることだからこれだけ続いているんだよ。」
この言葉を枕詞で添え、続けて勉強をする意味で冒頭の理由をかみくだいて説明してあげれば、子どもたちの理解も少しはできるのではないでしょうか?
なちなみに筆者の石田さんは勉強する理由を「脳のトレーニング」回答しています。
国語的な考え方、算数的考え方、理科的考え方、社会的考え方とそれぞれ科目によって考え方が違う。
だから得手不得手はあるにせよ、全体的にバランスよく勉強しておくと、脳がどんどん発達していって、今後何か問題が起こったときに自分で問題解決できたり、興味があることを深めたり理解できたりするようになるんだと。
なので子どもの頃は、あらゆる分野科目で様々な経験をさせてあげることが保護者や指導者の大きな役目の一つなんだなと感じました。
私自身もとりわけ苦手な子が多い算数、数学を学ぶ意味についてよくこちらの説明をすることがあります。
大人になったら計算なんて電卓ですればいいし、文章題で出てくるケースなんて日常生活では実際にはほとんどありません。
ではなぜ算数や数学を勉強するのか?
それはやはり「問題解決力」だと思うのです。
例えば、将来仕事でよくあるケースとして、どのように売り上げを伸ばしていかなくてはならないかという問題に直面することはよくあると思います。
広告宣伝をうつ、経費を削減する、外観や身だしなみを整える、新規事業をしてみるなど様々なことを考えると思います。
「売上げを伸ばす」という目的達成のために、どのような手順を追ってどのようなことをしていかなくてはならないかをロジックを組み立てて考える際に、培ってきた数学的思考力というものが非常に大切になってきます。
だから算数・数学を勉強するんだよ。
ということを子どもたちに分かりやすく説明しています。
久しぶりの更新でさらに長くなってしまいましたが、タイトルのような質問をされたときの回答として何かの一助になれば幸いです。